「ピラティスを体験してみたけれど、呼吸が難しくて頭が混乱してしまった……」
「鼻から吸って口から吐くのはなぜ?お腹は凹ませたままでいいの?」
「ヨガの呼吸とは何が違うんだろう?」
ピラティスを始めたばかりの方が、最初にぶつかる大きな壁。
それが「呼吸」です。

普段、私たちは無意識に呼吸をしていますが、ピラティスにおける呼吸は単なる酸素摂取ではありません。
それは、眠っているインナーマッスルと脳の神経系を叩き起こし、骨格を内側から整えるための「最強のボディメイクツール」なのです。
なぜ、呼吸を変えるだけで「お腹」が凹むのか?
ピラティス特有の「胸式ラテラル呼吸」をマスターすると、レッスン中の動きの質が劇的に変わるだけでなく、驚くような変化が体に現れます。
「天然のコルセット」が働き、ウエストがキュッと引き締まる
内側からの圧力で背骨が伸び、凛とした立ち姿になる
自律神経が整い、脳も体もスッキリとリフレッシュする
逆に言えば、どんなに一生懸命エクササイズをしても、呼吸が止まっていたり間違っていたりすると、その効果は半分以下になってしまうと言っても過言ではありません。
「難しい」を「心地よい」に変えるヒントを凝縮
「私には難しいかも……」と不安になる必要はありません。
piqué pilates(ピケ・ピラティス)では、最新の韓国式マシン「.fonv(フォンブ)」や実力派インストラクターの丁寧なパーソナル指導を通じて、多くの方が「頭ではなく感覚で」この呼吸をマスターしています。

この記事では、ピラティスの呼吸法がなぜ大切なのか、その理由から具体的なやり方、ヨガとの違いまでを分かりやすく解説します。
アコーディオンのように肋骨を動かす「ラテラル呼吸」のコツ
ヨガの「腹式呼吸」との決定的な使い分け
「どうしても呼吸が止まってしまう」時の対処法
呼吸は、あなたの体を変える一番身近なスイッチです。
正しい呼吸法を身につけて、piqué pilatesで目指す「しなやかで凛とした体」への近道を進んでいきましょう。
- 第1章:なぜピラティスは「呼吸」がすべてなのか?
- ~呼吸はインナーマッスルと「脳」を呼び覚ます魔法のスイッチ~
- 1-1:インナーマッスルへのダイレクトなアプローチ
- 1-2:背骨を守り、可動域を広げる
- 1-3:血流を促し、全身をデトックスする
- 第2章:ピラティスの基本「胸式ラテラル呼吸」とは
- ~お腹は凹ませたまま、肋骨を「360度」に広げる新感覚~
- 2-1:イメージは「アコーディオン」や「360度開く傘」
- 2-2:なぜ「鼻から吸って、口から吐く」のか?
- 2-3:ラテラル呼吸が「姿勢の崩れ」を防ぐ
- 第3章:【徹底比較】ピラティスの呼吸 vs ヨガの呼吸
- ~リラックスの「腹式」、アクティブで洗練された「胸式」~
- 3-1:ヨガの呼吸は「リラックスと鎮静」
- 3-2:ピラティスの呼吸は「集中と安定」
- 3-3:自律神経へのアプローチとライフスタイルへの活かし方
- 3-4:なぜピラティスでお腹を膨らませてはいけないの?
- 第4章:胸式ラテラル呼吸がもたらす「4つのすごい効果」
- ~ただの呼吸が、自分史上最高のワタシを創るトレーニングに~
- 4-1:お腹痩せ・天然のコルセット効果
- 4-2:姿勢改善・埋もれた首がスッと伸びる感覚
- 4-3:自律神経の調整と脳のクリアリング効果
- 4-4:骨盤底筋群など、インナーマッスルの活性化
- 第5章:【実践】今日からできる!正しい呼吸のステップ
- ~あなたの肋骨は動いてる?3ステップでマスター~
- ステップ1:姿勢を整え、肋骨に手を当てる
- ステップ2:鼻から吸って「横と後ろ」を広げる
- ステップ3:口から細く長く、最後まで吐き切る
- 第6章:どうしても「呼吸が難しい」と感じる方への処方箋
- ~「呼吸を止めてしまう」のは、あなたが一生懸命な証拠です~
- 6-1:なぜエクササイズ中に呼吸が止まってしまうのか?
- 6-2:完璧主義を思い切って捨てて「まずは吐く」だけ
- 6-3:間違えても大丈夫!「動き続ける」ことが何より大切
- 6-4:実力派インストラクターの「声」を心地よいガイドにする
- 第7章:最新マシン「.fonv」×呼吸で効果はさらに加速する
- ~マシンは、あなたの呼吸を深め、身体を覚醒させる「ガイド役」~
- 7-1:.fonvの繊細なバネ(スプリング)が呼吸をサポートしてくれる
- 7-2:肋骨の広がりを「キャリッジの感覚」で体感できる
- 7-3:呼吸とマシンが一体化する「フロー」の心地よさ
- 7-4:呼吸が深まれば、ボディメイクの「質」がガラリと変わる
- 第8章:まとめ:呼吸が変われば、人生の質が変わる
- ~3ヶ月後、疲れにくい身体とスッキリしたウエストを手に入れるために~
- 8-1:日常に持ち帰る「一生モノの自愛スキル」
- 8-2:女性専用の洗練された空間で、安心して一呼吸から始める
- 8-3:3ヶ月後のあなたへの約束。新しい自分に出会うための第一歩へ
第1章:なぜピラティスは「呼吸」がすべてなのか?
~呼吸はインナーマッスルと「脳」を呼び覚ます魔法のスイッチ~
ピラティスのレッスン中、インストラクターから「呼吸を止めないで!」「ここで息を吐いて!」としつこいほど(角を立てずに言えば、とても熱心に笑)言われた経験はありませんか?
実は、ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティス氏は、「呼吸こそが、このメソッドの最も重要な要素である」と断言しています。

なぜ、そこまで呼吸が重要視されるのでしょうか。
それには、身体のメカニズムに基づいた明確な3つの理由があります。
1-1:インナーマッスルへのダイレクトなアプローチ
私たちがピラティスで最も鍛えたい「インナーマッスル(深層筋)」の代表格である腹横筋(ふくおうきん)や横隔膜(おうかくまく)は、呼吸の動きと完全に連動しています。
深く正しい呼吸を行うことで、これら深層部の筋肉がポンプのように連動し、お腹の内側から強力な圧力を生み出します。
つまり、ピラティスの呼吸を正しく行うこと自体が、すでにハードで洗練された腹筋運動になっているのです。
この呼吸の習慣が、気になるポッコリお腹を劇的に凹ませる土台となります。
1-2:背骨を守り、可動域を広げる
息を吸って肋骨を立体的に広げることで、デスクワークなどでガチガチに固まった胸椎(背骨の胸の部分)が内側から物理的に押し広げられ、動きやすくなります。
また、息を吐きながらお腹を極限まで薄くしていくことで、腰回りの安定感(体幹の強さ)がグッと増し、背骨を1本ずつ滑らかにコントロールして動かすことが可能になります。
ピラティスの呼吸は、安全に身体を大きく動かすための「天然のプロテクター」でもあるのです。
1-3:血流を促し、全身をデトックスする
ジョセフ・ピラティス氏は、自らが考案した呼吸法を「体内のシャワー」と表現しました。
普段の浅い呼吸では使われない肺の隅々まで新鮮な酸素を送り込み、力強く吐き出すことで、血流が劇的に促進され、溜まった老廃物の排出(デトックス)を助けます。
レッスン後に「なんだか頭がスッキリした」「身体の芯からポカポカする」と感じるのは、この深い呼吸によって全身の細胞が美しく活性化されるからです。

第2章:ピラティスの基本「胸式ラテラル呼吸」とは
~お腹は凹ませたまま、肋骨を「360度」に広げる新感覚~
ピラティスの呼吸は、正確には「胸式ラテラル呼吸(きょうしきらてらるこきゅう)」と呼ばれます。
「ラテラル」とは「側方(横)」という意味。
一般的な胸式呼吸が胸を上下に浅く動かすのに対し、ピラティスでは肋骨を「横と後ろ」へ立体的に広げるのが最大の特徴です。
2-1:イメージは「アコーディオン」や「360度開く傘」
言葉で聞くと難しく感じますが、以下の2つのイメージを持つと、グッと身体が動きやすくなります。
アコーディオンの蛇腹
息を吸ったとき、肋骨が左右にグーッと心地よく広がり、吐いたときに中心に向かって優しく閉じていくイメージです。
360度きれいに開く傘
胸の前側だけでなく、普段意識しにくい「背中側」や「脇の下」まで、肋骨全体がドーム状に大きく膨らむイメージです。
最大のポイントは、「お腹は常に薄く凹ませたままキープする」ということ。
お腹を膨らませない(圧を抜かない)ことで、体幹のインナーマッスルのスイッチを常にオンの状態に保ち、骨格を正しい位置でホールドできるようになります。

2-2:なぜ「鼻から吸って、口から吐く」のか?
ピラティスでこの吸い方・吐き方をするのには、生理学的な素晴らしいメリットがあります。
鼻から吸う
鼻腔を通ることで空気が適切に加湿・加温され、さらにフィルターを通ることでクリーンな空気が肺に送り込まれます。
また、深く吸いやすくなり、肺の奥までしっかりと酸素を届けることができます。
口から吐く(「はぁー」または「ふぅー」)
窓ガラスを自分の息で白く曇らせるように、あるいはストローから細く長く息を吹くように口から吐き出します。
こうして抵抗をかけながら吐き切ることで、お腹の最深層にある「腹横筋(ふくおうきん)」にスイッチが入り、インナーマッスルをより強固に引き締めることができるのです。
2-3:ラテラル呼吸が「姿勢の崩れ」を防ぐ
一般的な胸式呼吸(深呼吸など)では、息を吸うたびに肩や首すじにギューッと力が入り、肩が上がってしまいがちです。
これが日常化すると、実は肩こりや巻き肩の悪化を招く原因になってしまいます。
しかし、肋骨を横と後ろに広げる「ラテラル呼吸」であれば、デコルテや肩まわりをリラックスさせたまま、体幹の安定感だけをピンポイントで高めることができます。
この「肩や首の余計な力は抜き、体幹は芯から安定している」という状態こそが、ピラティスで最も理想とされるバランスであり、大人の女性の美しさを引き出す「凛とした佇まい」の土台となるのです。

第3章:【徹底比較】ピラティスの呼吸 vs ヨガの呼吸
~リラックスの「腹式」、アクティブで洗練された「胸式」~
「以前ヨガを習っていたので、呼吸の時についお腹をぷっくり膨らませてしまうんです」
というお悩みは、私たちのスタジオでも非常によく伺います。
どちらも心身を調律してくれる素晴らしいメソッドですが、その「目的」に合わせて、真逆とも言える呼吸法を緻密に使い分けています。
3-1:ヨガの呼吸は「リラックスと鎮静」
ヨガの基本は、鼻から吸って鼻から吐く「腹式呼吸」です。
仕組み
息を吸う時にリラックスしてお腹を大きく膨らませ、吐く時に自然と凹ませます。
目的
横隔膜を上下に大きく動かすことで、自律神経の「副交感神経」を優位にします。
心拍数を落ち着かせ、全身の筋肉を緩め、深いリラックス状態へと導くのが得意です。
瞑想を行ったり、静止したポーズを深めたりするのに適しています。
3-2:ピラティスの呼吸は「集中と安定」
ピラティスの基本は、鼻から吸って口から吐く「胸式ラテラル呼吸」です。
仕組み
お腹は常に引き締めたまま(凹ませたまま)、肋骨の横幅と後ろ側を大きく広げます。
目的
適度に「交感神経」を刺激し、脳をハキハキと覚醒させ、身体をスムーズに動かすためのエネルギーを生み出します。
お腹を常に凹ませ続けることで背骨を内側からがっちりサポートし、安全に、かつダイナミックに動くことが目的です。

3-3:自律神経へのアプローチとライフスタイルへの活かし方
この呼吸による自律神経への変化を知っておくと、毎日のライフスタイルをセルフコントロールできるようになります。
ヨガの腹式呼吸(夜・オフの時間に)
1日の終わりに、お布団の中やリラックスしたい時に。
高ぶった神経を落ち着かせ、上質な安眠へと優しく導いてくれます。
ピラティスの胸式ラテラル呼吸(朝、日中・アクティブな時間に)
朝のスタート時や、仕事中に集中力をグッと高めたい時に。
体温を上げ、代謝のスイッチをオンにして脳をリフレッシュさせてくれます。
3-4:なぜピラティスでお腹を膨らませてはいけないの?
ピラティスの最中にヨガのような腹式呼吸(お腹を膨らませる動き)をしてしまうと、せっかく入っていた体幹のスイッチがオフになり、筋肉が緩んでしまいます。
その結果、背骨や腰を守る力が弱まり、ポーズによって腰を痛めてしまう原因になりかねません。
マシンピラティスで安全に、かつ狙った場所へ的確に効かせ、大人の女性が求める「引き締まった美しいくびれ」を作るためには、お腹の圧力を抜かない胸式ラテラル呼吸が絶対に不可欠なのです。
第4章:胸式ラテラル呼吸がもたらす「4つのすごい効果」
~ただの呼吸が、自分史上最高のワタシを創るトレーニングに~
「ピラティスの呼吸って、慣れるまでは頭も使うし難しい……」と感じるかもしれません。
しかし、その少しのハードルを越えた先には、他の運動では決して得られない素晴らしい恩恵が待っています。
胸式ラテラル呼吸をマスターすることで、あなたの身体に現れる4つのドラマチックな変化をご紹介します。

4-1:お腹痩せ・天然のコルセット効果
ピラティスの呼吸では、お腹を常にペタンコに凹ませた状態をキープします。
これにより、お腹の最も深い層にある「腹横筋(ふくおうきん)」という筋肉が、セッション中ずっと働き続けることになります。
この腹横筋は、文字通り身体をぐるりと一周囲む「天然のコルセット(高機能補正下着)」です。
内臓を正しい位置へとキュッと押し上げ、ウエストのくびれを物理的にデザインしてくれます。
きつい腹筋運動でアウターマッスルをムキムキにしなくても、深い呼吸を繰り返すだけで、理想的なお腹痩せとサイズダウンが期待できるのです。
4-2:姿勢改善・埋もれた首がスッと伸びる感覚
息を吸って肋骨を360度立体的に広げる動きは、内側から背骨を1本ずつ上へと押し上げるような心地よい圧力を生み出します。
これにより、猫背やデスクワークでクシャッと潰れがちだった背骨の隙間が広がり、まるで身長が伸びたかのようなスッとした感覚が得られます。
呼吸によって身体の芯(体幹)が安定するため、肩や首まわりの余計な緊張が自然と抜け、巻き肩の改善や、デコルテラインの美しさ、スッと長く伸びた美しい首元にも繋がっていきます。
4-3:自律神経の調整と脳のクリアリング効果
胸式ラテラル呼吸は、自律神経の「交感神経」を適度かつ健康的に刺激します。
日常のストレスで乱れた自律神経のリズムが整うのはもちろん、ダラダラしてやる気が出ない時や、頭がボーッとする時にこの深い呼吸を行うと、脳に新鮮な酸素が驚くほど行き渡ります。
モヤモヤしていた頭の中がクリアに晴れ渡り、セッション後には心も体も驚くほどハキハキと、前向きなエネルギーで満たされるリフレッシュ効果を実感していただけます。
4-4:骨盤底筋群など、インナーマッスルの活性化
私たちは普段の生活の中で、肺の容量のわずか一部しか使っていないと言われています。
ピラティスの深層呼吸は、胸の奥にある横隔膜をダイナミックに上下させ、それと完全に連動している「骨盤底筋(こつばんていきん)」など、普段の運動ではなかなかアプローチできない最深部の筋肉を強制的に、かつ優しく動かします。
激しいジャンプやランニングをしなくても、呼吸一つで身体の奥からポカポカと温まり、「燃えやすく、リバウンドのない身体」へとスイッチを入れることができるのです。
無理なく続けられるピラティス習慣を。
専門インストラクターがあなたの体に合わせて、最適なエクササイズをご提案します。
第5章:【実践】今日からできる!正しい呼吸のステップ
~あなたの肋骨は動いてる?3ステップでマスター~
「理屈はよくわかったけれど、実際にどう身体を動かせばいいの?」という方へ。
椅子に座ったままでも、夜寝る前でもすぐに実践できる、胸式ラテラル呼吸のトレーニング法をお伝えします。
ステップ1:姿勢を整え、肋骨に手を当てる
まずは背筋をスッと気持ちよく伸ばして座るか、床に仰向けに寝て膝を軽く立てます。
自分の両手のひらを、肋骨(アンダーバストのあたり)の横側にペタッと当ててみましょう。
左右の中指の先が、お互いに軽く触れ合うくらいの距離が目安です。
ステップ2:鼻から吸って「横と後ろ」を広げる
鼻からゆっくりと、涼しい空気を吸い込みます。
この時、お腹をぷっくり膨らませるのではなく、当てている自分の手のひらを外側に優しく押し出すように、肋骨を「左右」に広げてみてください。
同時に、背中側にも心地よく空気が入り、床や椅子の背もたれを押し返すような感覚があれば満点です!
ステップ3:口から細く長く、最後まで吐き切る
口を少しすぼめて(ストローからそっと息を吹くように)、ゆっくりと「ふぅーっ」と時間をかけて息を吐き出します。
広がっていた肋骨が中心に向かって滑らかに閉じていき、最後におへそが背骨にギュッと近づくように、お腹をどんどん薄く、平らにしていきます。
「これ以上はもう吐けない!」という限界のところまで吐き切るのが、最深部のインナーマッスルを完全に呼び覚ます最大のコツです。
⚠️ ここをチェック!よくある「NGパターン」
慣れないうちは、身体が良かれと思って「代わりの動き(代償動作)」をしてしまいがちです。
鏡を見たり、自分の身体に意識を向けたりして、以下の状態になっていないか確認してみましょう。
肩がすくんでしまう
息を吸う時に肩が耳に近づくのは、首まわりの筋肉を使いすぎている証拠です。
これでは肩こりを悪化させてしまいます。
肩は優しくリラックスさせて、耳と肩の距離を常に遠く保ちましょう。お腹がポッコリ膨らむ
これはピラティスの呼吸ではなく、ヨガの「腹式呼吸」に戻ってしまっています。
お腹は「ずっと薄いまま」を意識して、肋骨の動きだけに全集中してみましょう。
背中が反ってしまう
息を吸う時に胸を張りすぎると、腰をパツパツに緊張させて痛める原因になります。
みぞおちの力を少し柔らかく抜き、胸の前側だけでなく「背中の後ろ側」にも空気を入れて膨らませる意識を持ちましょう。
正しい感覚を「脳」に形状記憶させる
呼吸のNGパターンは、自分一人ではなかなか気づきにくいものです。
「お腹を凹ませているつもりでも、実は圧が抜けていた」
「背中側に空気が入っている感覚が分からない」
というのは、最初はごく自然なこと。
piqué pilates(ピケ・ピラティス)のパーソナルレッスンでは、口コミ地域No.1の実力派インストラクターがあなたの骨格のクセを瞬時に見極め、手のひらで優しく触れて正しい方向へと導く「タクタイル(修正)」を行います。
「あ、ここに空気を入れればいいんだ!」
「ここを締めるとお腹が凹むんだ!」
というリアルな感覚を脳がダイレクトにキャッチできるため、自己流とは比べものにならないスピードで正しい呼吸を形状記憶させることができます。
第6章:どうしても「呼吸が難しい」と感じる方への処方箋
~「呼吸を止めてしまう」のは、あなたが一生懸命な証拠です~
レッスン中、「あ、今、完全に息が止まっていた!」とハッとしたことはありませんか?
「手足をこう動かして、骨盤はここで、ええと……あ、呼吸の吸うと吐くが逆になっちゃった!」と、動きに集中すればするほど呼吸がおろそかになり、呼吸を意識すれば動きが止まる……。
この「脳のパニック」は、ピラティスを始めた誰もが100%経験するステップです。
決してあなたのセンスがないわけではありませんので、どうか安心して読み進めてくださいね。
6-1:なぜエクササイズ中に呼吸が止まってしまうのか?
私たち人間は、重いものを持ったり、慣れない複雑な動作をしたりする時、無意識にグッと息を止めて身体を内側から固定しようとする本能(防御反応)を持っています。
つまり、ピラティスで呼吸が止まってしまうのは、あなたがそれだけ真剣に、一生懸命エクササイズに取り組んでいる証拠。
まずは「あ、今止まっていたな」と自分で気づけたこと自体を、たくさん褒めてあげてください。
6-2:完璧主義を思い切って捨てて「まずは吐く」だけ
「吸って、肋骨を広げて、お腹を凹ませて、肩を下げて……」と全てのルールを最初から完璧にやろうとすると、脳がオーバーヒートを起こしてしまいます。
そんな時は、一旦細かいことはすべて忘れて、「口からしっかり、長く吐き出すこと」だけに集中してみてください。
人間の身体はとてもよくできていて、肺にある息を完全に吐き切りさえすれば、次は意識しなくても自然と新鮮な空気を吸い込むように作られています。
「吸うのを頑張る」のをやめて、「まずは吐く」。
これだけで、呼吸のリズムは劇的に作りやすくなります。
6-3:間違えても大丈夫!「動き続ける」ことが何より大切
「あ、吸うタイミングなのに吐いちゃった!」と途中で気づいても、そこで動きをピタッと止めなくて大丈夫です。
たとえ呼吸のタイミングが教科書と逆になってしまっても、息が完全に止まっている状態に比べたら何百倍も素晴らしい状態です。
大切なのは、身体の中に常に酸素の通り道を作っておくこと。
間違えながらでも止めずに繰り返していくうちに、ある日突然、自転車にスイスイ乗れるようになった時のように、無意識に呼吸と身体の動きがピタッと一致する瞬間がやってきます。
6-4:実力派インストラクターの「声」を心地よいガイドにする
自分一人で「吸って、吐いて……」と数えながら動くのが大変な時は、スタジオの心地よい「ライブ感」に身を委ねてみましょう。
piqué pilates(ピケ・ピラティス)は、周りの視線が一切気にならない、洗練された女性専用のプライベート空間。
地域No.1の実力派インストラクターが、あなたの動きに寄り添いながら「はぁーっと細く長く吐いていきましょう」「ここで心地よく吸って」と、最適なタイミングで声をかけてリードします。
その心地よい誘導のテンポに身体を預けるだけで、余計な雑念やパニックが消え、驚くほどスムーズに深い呼吸が引き出される贅沢な感覚を味わっていただけます。
無理なく続けられるピラティス習慣を。
専門インストラクターがあなたの体に合わせて、最適なエクササイズをご提案します。
第7章:最新マシン「.fonv」×呼吸で効果はさらに加速する
~マシンは、あなたの呼吸を深め、身体を覚醒させる「ガイド役」~
「呼吸を意識しながら、さらに身体まで正確に動かすなんて、マットの上では難しすぎる……」と感じている方にこそ、ぜひ体験していただきたいのがマシンピラティスです。
実は、自分の筋力だけで姿勢を支えなければならないマットピラティスよりも、専用のマシンを使った方が、呼吸の正しい感覚を圧倒的に早く掴めると言われています。
7-1:.fonvの繊細なバネ(スプリング)が呼吸をサポートしてくれる
piqué pilates(ピケ・ピラティス)に導入されている韓国式の最新マシン「.fonv(フォンブ)」は、ミリ単位での緻密な負荷調整が可能です。

このマシンの最大の特徴である「バネの抵抗」は、実はあなたの呼吸を深めるための強力な味方になります。
例えば、バネの優しい引っ張りを借りて背骨をスッと引き伸ばすエクササイズでは、余計な力みが抜けるため、驚くほど自然に肋骨が広がり、「吸う息」が身体の奥深くまで入ってきます。
逆に、バネの戻る力に対してコントロールしながら動くときは、お腹を極限まで薄く保つ「吐く息」の力(インナーマッスルの収縮)が入りやすくなります。
筋力に自信がない方でも、マシンが動きをガイドしてくれるため、呼吸を止めることなくスムーズに動けるのです。
7-2:肋骨の広がりを「キャリッジの感覚」で体感できる
ピラティスの呼吸で最も掴みにくいのが、「背中側にも空気を入れる」という感覚です。
.fonvの可動式ベッド(キャリッジ)の上に仰向けに寝て行うエクササイズでは、自分の背中が常に台に触れています。
息を吸ったときに、「今、自分の背中が膨らんで、しっかりと台を押し返せているな」というリアルな圧力を、肌や筋肉を通じて直接感じることができます。
頭で難しく考えるのではなく、身体が受け取る物理的な「感覚」として呼吸の正解を脳へフィードバックできるため、胸式ラテラル呼吸の本質が驚くほどすんなりと腑に落ちるはずです。

7-3:呼吸とマシンが一体化する「フロー」の心地よさ
piquéのパーソナルレッスンでは、マシンの滑らかな動きと呼吸の連動性をとても大切にしています。
最新マシン「.fonv」の洗練された動きが、セッション中に一定の心地よいリズム(テンポ)を刻んでくれます。
その上質な波に乗るように呼吸を重ねていくことで、頭の中の雑念や日常の忙しさが消え去り、呼吸と身体の動きが完全に一つになる「フロー(流れるような没頭状態)」に入ることができます。
これはまさに「動く瞑想」。
セッションが終わる頃には、トレーニングをした心地よい達成感とともに、心が深く静まり返るような究極の心地よさを味わっていただけます。
7-4:呼吸が深まれば、ボディメイクの「質」がガラリと変わる
正しく呼吸ができるようになると、マシンの負荷を少し上げたり、少し複雑な動きにチャレンジしたりしても、身体の軸(体幹)がピタッと安定してブレなくなります。
「呼吸でインナーマッスルを安定させ、最新マシンの軌道で狙った筋肉(お腹やお尻)をピンポイントで美しくデザインする」。
この掛け合わせこそが、ピラティスの効果を数倍にまで引き上げる最強の相乗効果です。
呼吸が変わることで、マシンの動きが魔法のように軽やかになる驚きを、ぜひスタジオで体験してください。

第8章:まとめ:呼吸が変われば、人生の質が変わる
~3ヶ月後、疲れにくい身体とスッキリしたウエストを手に入れるために~
ピラティスの呼吸法「胸式ラテラル呼吸」は、最初は少し複雑に感じるかもしれません。
しかし、この呼吸を身につけることは、単にエクササイズの効率を上げるだけでなく、あなたのこれからの人生を支える「健やかな土台」を整えることに他なりません。
8-1:日常に持ち帰る「一生モノの自愛スキル」
スタジオで過ごすピラティスの時間は、1日のうちのほんの1時間です。
ですが、そこで身体に染み込ませた正しい呼吸は、スタジオを出た後も24時間ずっと、あなたの毎日に寄り添い続けます。
デスクワーク中に集中力が切れてカチコチになったとき、深いラテラル呼吸で脳と身体をリフレッシュする。
歩いているときに姿勢が崩れそうになったら、呼吸の力でお腹をキュッと引き締めて凛とした立ち姿に戻す。
無意識だった呼吸を「意識的」にコントロールできるようになることは、自分自身の心と身体を大切に扱い、自分で最高の状態へと導くことができるという、大きな自信(一生モノの自愛スキル)へと繋がっていくのです。
8-2:女性専用の洗練された空間で、安心して一呼吸から始める
「脚を大きく動かしたり、呼吸に集中したりしている姿を、周りに見られるのはちょっと恥ずかしい……」 そんな不安を抱く必要は一切ありません。
piqué pilates(ピケ・ピラティス)は、一歩足を踏み入れるだけで心がときめくような、清潔感あふれる洗練された女性専用のプライベート空間。
周りの视線を完全にシャットアウトした環境だからこそ、羞恥心や余計な緊張を捨てて、自分の呼吸の音、最新マシンの繊細なバネの抵抗、そしてご自身の身体の曲線に100%全神経を集中させることができます。
この「圧倒的な集中環境」があるからこそ、短期間でも確かな効果を引き出すことができるのです。
8-3:3ヶ月後のあなたへの約束。新しい自分に出会うための第一歩へ
最初は「息を止めないこと」からで十分です。
そこから少しずつ肋骨が360度広がる心地よさを知り、細く長く吐き切る強さを身につけていく。
その愛おしいステップを実力派インストラクターと共に積み重ねた3ヶ月後、ふと镜を見たときに、あなたは嬉しい変化に気づくはずです。
以前より、ウエストのラインがすっきりと引き締まっている
そういえば、あんなに悩んでいた肩こりを最近忘れているな
深い呼吸が当たり前になって、毎日が疲れにくく、エネルギッシュに過ごせている
その変化は、あなたが自分の身体と丁寧に向き合い、正しい呼吸という最高のプレゼントを届け続けた確かな証拠です。
昨日より今日、なりたい自分へ。
内側からキレイに。自分史上最高のワタシを。
完璧でなくても、間違えても大丈夫。
新しいあなたに出会うためのストーリーは、今この瞬間の「深い一呼吸」から始まります。
私たちと一緒に、心地よい呼吸の旅へ一歩踏み出してみませんか?
スタジオであなたにお会いできるのを、心よりお待ちしています。
無理なく続けられるピラティス習慣を。
専門インストラクターがあなたの体に合わせて、最適なエクササイズをご提案します。
この記事の監修者

川上莉奈
piqué pilatesインストラクター
【保有資格】
・PHI Pilates Instructor 取得
【プロフィール/経歴】
piqué pilatesの在籍インストラクター。
幼少期からクラシックバレエを習い、大学を卒業後はヨガ・ピラティスのインストラクターとしてレッスン指導をメインに、店舗運営に携わる。
その後、人材業界にて企業の求人出稿や母集団形成をメインに、幅広い業種・職種の採用支援を経験。
現在はpiqué pilatesにて採用・研修マネージャーとして、社内研修の企画・実施および採用面接を担当している。